奢る経産久しからず! お役御免の「婚活の星」

経産官僚の凋落は目を覆うばかり。 筆頭は、昨年、菊池桃子さんと結婚した 「豪腕」新原浩朗経産政策局長だ。

2020年11月号 POLITICS

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菅義偉が首相に就任して1カ月あまり。「安倍政権の政策を継承し、発展させる」と語っていたが、アベノミクスを引っ張った今井尚哉・前首相秘書官(旧通商産業省1982年入省)、経済産業省の新原浩朗経済産業政策局長(同84年)ら経産閥の多くが中枢から遠ざけられた。首相動静から窺えるのは「奢る平家」ならぬ「奢る経産は久しからず」だ。まさに「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」。霞が関の勢力均衡が変わる中、彼らはどのような思いで秋の鐘を聞くのだろう。「今井は安倍総理の代理人として続投する」――。菅政権発足前夜、少なからぬ霞が関官僚はそう予想していた。資源政策に詳しい今井は、安倍政権で対ロシア交渉や日中経済協力の要を務め、「対外経験の乏しい菅を支えるため、安倍が今井残留を求めた」との臆測が広がっていた。しかし、蓋を開けると、経産省出身の今井、長谷川栄一(同76 ………

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