私のコロナ感染「体験記」 by 伊藤博敏

ウイルスの正体は未解明だが、正しく恐れれば、経済を回し、昨年までの日常に戻れる。日本再生も可能だ。

2020年10月号 LIFE [「目詰まり」の正体]

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「会社で、コロナに感染したことはいわないでください。私はいいんですが、気にする社員もいるので……」私は、新型コロナウイルスに感染、7月末から7泊8日の入院生活を経て、8月中旬から仕事に復帰したが、親しい会社経営者のもとを訪れる際、こう告げられたことがある。「情弱」というのではない。今年1月の新型コロナの発覚から、第一波、第二波を経て、溢れるコロナ情報に接し、誰もが新型コロナの性質や怖さ、打たれている対策や治療薬・ワクチンの状況などを知っている。感染すれば抗体検査で陽性になり、免疫が出来て、しばらくは感染することも、感染させることもなくなるということを、頭では理解している。だが、感覚的に感染者は「異物」となる。天理大ラグビー部でクラスターが発生すると、ラグビー部員だけでなく関係のない一般学生の教育実習やアルバイトが拒まれ、東京からの帰省者の家に ………

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