ジャスダック上場の金融サービス会社に、ライブドア事件の残党や元国会議員が群がっている。
2020年10月号 DEEP
ジャスダック上場の金融サービス会社GFAの周囲がにわかに賑やかになっている。一大経済事件の主要人物や元国会議員、それにインサイダー疑惑の若手経営者――。赤字続きの仕手銘柄を巡り思惑が渦巻く。5月22日、GFAの決算説明会で一際目を引いたのは司会進行役を務めた人物だった。配信画像の字幕によれば、男性の名は「ジョージ・ミヤウチ」。よくよく見ると、あのライブドアでナンバー2だった宮内亮治氏ではないか。宮内氏は8月下旬の四半期説明会でも司会を務めており、現在、同社とはどうやら深い関係にあるらしい。2006年に日本中を揺るがしたライブドア事件。税理士出身のCFOだった宮内氏は、社長の堀江貴文氏以上に中心的役割を果たしていたともいえる。おかげで09年2月からの1年間、塀の中での暮らしを強いられた。もっとも事件後もビジネスには意欲的で、ひと頃はジャスダック上場会社EMCOMホー ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。