エンタメ「有料ライブ配信」の稼ぐ力

五輪がテレビから有料オンラインにシフトしたらどうなるか。何兆円ものバリューになる。

2020年10月号 BUSINESS

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新型コロナウイルスにより人々の集まりが制限される中、エンターテインメント・スポーツ業界でインターネットへのシフトが静かに進行している。コンサートや舞台、球場などからのライブ中継をネットで有料配信することで生き残りを図ろうという試みだ。政府はコロナに関する緊急事態宣言を解除した5月25日以降、コンサートやプロスポーツなどのイベントの入場制限を段階的に緩和。9月19日以降は、1万人超の施設でのイベントは定員の50%以内としたが、1万人以下の施設でライブハウスなど歓声を伴うイベントは50%以内でかつ5千人の上限を維持した。しかし、エンタメ業界ではこれではビジネスとして成り立たないとの不満の声が強い。そこで窮余の一策として、少しでも観客からお金を集めようと、新しいライブの形として有料ネット配信が浮上した。コロナが沈静化するまでの過渡的な手法との見方もあるが ………

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