カップ式自販機大手アペックスが危険水域

便利なペットボトル式に押され、業績じり貧が続くなか昨年12月期に赤字転落。そこに新型コロナが追い打ちをかけた。

2020年9月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

飲料自動販売機の名門「アペックス」(東京都千代田区、森吉平社長)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営危機に陥っていることが分かった。単体の年商は356億円、コカ・コーラボトラーズジャパンが一部出資する子会社の「アペックス西日本」(大阪市西区)も含めればグループ年商530億円という大手オペレータだが、関係者によれば「資金繰りの悪化により一部取引先へ支払い期日延期の要請をしているほか、銀行借入の返済も棚上げしている」という。アペックスの自販機設置が多いのは事業所の休憩スペースや高速道路のサービスエリア、大型ショッピングモールなどだが、緊急事態宣言の外出自粛でこうした施設の利用者が激減し、売上も蒸発。6月25日にオンライン形式で行われたバンクミーティングで正式に10月末までの返済猶予や金利の据え置きなどを要請したもようだ。すでに有力再生コンサルの「 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。