「無敗の男」中村喜四郎の正念場

お膝元の市長選で「子分」がまさかの敗北。公明党にも見限られ、次期衆院選の勝算は。

2020年9月号 POLITICS

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東京都知事選で小池百合子が再選を果たした7月5日、同じ日に投開票されたある地方選の結果に、地元メディアの記者たちはざわめいた。茨城県南西部、つくば市の西隣に位置する常総市の市長選。この地域を含む衆院茨城7区選出の中村喜四郎が擁立した「子分」の元県議が、自民党と公明党が推す現職との一騎打ちに競り負けたのだ。前評判では優勢だったにもかかわらず、だ。中村喜四郎、当選14回の71歳。現職国会議員では小沢一郎、野田毅に次ぐ在職年数を誇る。田中角栄直系で自民党経世会のホープと目され、1989年に40歳で戦後生まれ初の閣僚に。前途洋々と思われたが、94年にゼネコン汚職事件に絡んで離党。それでも、服役中の一時期を除いて無所属のまま自民党候補に勝ち続け、「日本一選挙に強い政治家」の異名を取る男だ。近年は野党共闘の旗振り役の一人として露出も増えている。だが、その足許は揺 ………

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