日経に溢れる凡庸コメント 「三井住友アセット」の異様

最大の被害者は一般読者だ。日本人の金融リテラシーがなかなか向上しないのも、こんな日々の情報の劣化の中にある。

2020年9月号 BUSINESS [レベルが落ちた日経新聞]

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筆者にとって、株式や金利の今の動きを知るために、毎朝、日本経済新聞の総合マーケット欄を読み込むのは四半世紀続く日課だ。しかし最近、読み始めて憂鬱になることが多くなった。その原因は、なぜか頻繁に登場する三井住友DSアセットマネジメント(三井住友アセット)のアナリストらによるコメントだ。気になって調べてみると、今年7月の総合マーケット欄が掲載された休日などを除く21日のうち、なんと、10日に登場している。登場率5割だ。7月18日のように、1日に複数人の三井住友アセットのコメントが掲載されることもある。しかも、チーフマクロストラテジスト、チーフストラテジスト、シニアストラテジスト、チーフエコノミスト、チーフファンドマネージャー、シニアファンドマネージャー、ファンドマネージャーなど肩書きも様々だ。役職表記なしも含め、7月だけでも総勢6人も登場しコメントしてい ………

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