これが朝日新聞の「株主総会」

村山社主が亡くなるや「社主制度」の廃止。上野家の反対を押し切った渡辺社長は「あざとい」と罵声を浴びた。

2020年8月号 BUSINESS [朝日はどこへ向かうのか]

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朝日新聞社の株主総会が6月24日、大阪・中之島のフェスティバルタワー・ウエスト4階の「中之島会館」で催された。同社は、この株主総会で会社の「憲法」である定款を変更し、社主制度の廃止を決めた。『最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム』の著者として、私がお仕えした故村山美知子さんが本当に「最後の社主」になった瞬間を、この目で見届けたい。私はそう考え、2017年に退社して以来、3年ぶりに古巣の株主総会に出席した。定款変更の議案には、村山家とともにもう一つの社主家だった上野家が強く反対したが、会社側は圧倒的な株数の力で押し切った。かつて村山、上野両家で朝日新聞社株の60%余りを所有していた「社主」時代は終焉したが、新聞の販売部数減やコロナ禍の影響で会社の経営状況は厳しく、総会ではテレビ朝日の社長・会長も務めた元幹部が異例の質問を浴びせ、 ………

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