「親中」川勝がリニアを延期

リニア開業延期で高速鉄道競争に影。「親中派」ゆえに川勝静岡県知事は反発するのか。

2020年8月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

東海旅客鉄道(JR東海)が進めるリニア中央新幹線の開業時期が、予定していた2027年から後ずれすることがほぼ確実となった。静岡県内を通過する南アルプストンネルについて、同県が大井川の流量減少などを持ち出して着工に待ったをかけているからだ。

「絶対にペイしない」

6月26日、JR東海の金子慎社長と静岡県の川勝平太知事がトップ会談を開いた。1時間余りにわたる会話はすべてネットで中継され、金子社長が「水の問題をおろそかにすることはない」と強調すれば、川勝知事は「リニアには反対していない。しかし11年段階で水問題を知らず、不明を恥じている」などと応じるさまが全て公開された。途中、大井川の水を使った茶を出すなどして終始ペースを握ったのは川勝知事で、結局、会談は物別れに終わり、リニアの開業延期は決定的となった。会談当日、共同通信が北京発で「中国リニア、時速600キロ 試験走行、JR記録に ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。