黒川問題の元凶「辻法務次官」失脚

人事院の見解をろくに調べもせず、首相官邸に黒川氏の定年延長を持ち掛けたヘタレ役人。

2020年7月号 POLITICS

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黒川弘務前東京高検検事長の定年延長問題は、新型コロナウイルス緊急事態宣言下の賭けマージャンが「週刊文春」で報じられ、黒川氏が辞職するという思いも寄らない結末となった。名古屋高検検事長から黒川氏の後任となった司法修習同期(35期)の林真琴氏が次の検事総長就任を確実にする一方、黒川氏を巡る辻裕教法務事務次官の対応は検察内で評判が悪く、辻氏は林氏の次の総長候補から消えたと言われている。検察関係者によると、黒川氏は日曜日の5月17日午後、週刊文春の記者から賭けマージャンについて取材を受けた。直ちに取材されたことと辞意を辻氏に伝え、辻氏は稲田伸夫検事総長に報告した。

法務大臣への報告も怠る

同日夜、黒川氏の定年延長を正当化するかのように、検察幹部は内閣などが承認すれば、定年延長できるようにする検察庁法改正案の今国会成立見送りが決まったことから、黒川氏は菅義偉官房長官や杉田和 ………

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