隠れ高収益企業「天馬」創業一族が暴露合戦

創業ルーツは済州島出身の在日コリアンの四兄弟。覇権を争う二男家と四男家が骨肉相食む泥仕合。

2020年7月号 BUSINESS

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天馬で創業一族内の抗争が繰り広げられている。6月27日の株主総会に向け互いが非難し合う暴露合戦の様相だ。「Fits」ブランドの衣装ケースなどを製造販売する同社は隠れた高収益企業。2020年3月期は売上高857億円で、利益剰余金が392億円に達した。好財務に目を付け、近年は米ダルトン・インベストメンツなど海外投資家がこぞって株を買い漁る。もっとも、企業統治はお粗末極まりなかった。同社を戦後間もなく創業したのは済州島出身の在日コリアン4兄弟。そのうち現在も強い影響力を持つのは二男家と四男家だ。一方は1995年から10年間に渡り社長を務めた創業兄弟の末子、司治氏(86)。取締役を退いた後も名誉会長として隠然たる力を保った。長男の久氏(57)は専務だ。他方は二男家の2代目、金田保一氏(75)で、14年から会長の座にある。両家の関係に亀裂が入ったのは17年秋の出来事が契機らしい。金 ………

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