安保局が「新しい戦争」を模索

新設の経済班が国際機関のトップ人材を戦略的に養成。民間技術の軍事転用も促進。

2020年6月号 BUSINESS

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『超限戦 21世紀の「新しい戦争」』と題した、今年1月に出版された角川新書が売れている。著者は中国人民解放軍国防大学教授の喬良氏と北京航空・宇宙航空大学教授の王湘穂氏。実はこの著書、1999年に中国で出版後、国内では2001年に共同通信社から訳本が刊行され、最近は古本屋で3万円近い価格で売られていたという代物が新書として復刊したものだ。この著書がまず中国で話題になったのは、01年9月11日に米国で起きた同時多発テロを予言していたからだ。そして再び注目されるようになったのは、米中貿易摩擦に端を発した「米中冷戦」激化による影響だ。

米NECに助言求める

『超限戦』は、軍事と非軍事の境界がなくなることや、すべての技術が兵器と組み合わさって、あらゆるものが「戦争」の手段として用いられ、あらゆる「場所」で「戦争」が起こるといったことに触れている。これは、銃砲が鳴り響き、兵士が血を流す ………

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