ジャスダック上場「Nuts」で現金蒸発騒動

監査作業の最中、帳簿上存在するはずの 現金8億900万円がどこにも見当たらない。 どうなっているのか。

2020年6月号 DEEP

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ジャスダック上場のNutsで前代未聞のキャッシュ蒸発騒動が起きた。今年3月期決算の監査作業が行われる中、帳簿上存在するはずの現金8億900万円がどこにも見当たらないことが分かったのだ。預金を合わせても確認できたのは250万円だけ。ハコ企業の駆け込み寺で知られる監査法人「元和」ですら、事態判明後すぐに辞任するという末期症状だ。これに先立つ2月下旬、同社は証券取引等監視委員会による強制調査を受けていた。新規事業として大々的にぶち上げていた医療関連事業を巡る昨年春のドタバタ劇について偽計の疑いが持たれたからだ。事の経緯は次のようなものである。Nutsが計画を発表したのは2017年秋。米コロンビア大学の加藤友朗教授を招き富裕層向けの会員制クリニックを設立するとの内容だった。同社は従業員数人でパチンコ版権ビジネスなどを細々と続けつつ毎年赤字を垂れ流しては「Evo Fund」 ………

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