コロナ「積水マネロン」に蓋

前会長和田らの乾坤一擲は不発に終わった。新型コロナが投資家の行動を保守的にした。

2020年6月号 BUSINESS

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4月23日に大阪市内で開かれた積水ハウスの定時株主総会で、前会長の和田勇ら11人の取締役選任を求める株主提案は惨敗に終わった。会長の阿部俊則や副会長の稲垣士郎ら12人の再任・選任を求める会社提案が全面的に通り、株主提案の取締役候補は誰も過半数の賛成を得ることができなかった。

投資家を説得しきれず

総会の開催前に米議決権行使助言会社のISS(インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ)は阿部と稲垣の再任に反対を推奨した。同じく助言会社のグラスルイスはISSよりも踏み込み、阿部と稲垣のほか社長の仲井嘉浩、副社長である内田隆の「四悪人」の選任に反対を推奨、和田と元専務の勝呂文康らの選任に賛成を推奨した。議決権行使助言会社2社が反対を推奨したこともあり、阿部の賛成比率は69.27%、稲垣は72.87%と低調だったが、対する和田は6.13%、勝呂は6.17%とこれを大きく下回った。株主 ………

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