香港「一国二制度」真に終焉へ

民主化要求活動家を一斉逮捕させた中国政府は続いて、香港出先機関である駐香港中央人民政府連絡弁公室に9月の立法院選挙に干渉させ、「香港の国家安全条例」制定を図る見込みだ。(5月11日 18:50)

2020年5月号 EXPRESS [号外速報]

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新型コロナウイルス感染が終息に向かいつつある香港で、反政府デモが再び火を噴き始めている。昨年6月以来、反政府デモのスローガンとなっている五大要求を掲げて10日には各地で集会が続発、警察隊と衝突し民主党現役立法会議員を含む100人以上が拘束された。反政府デモは更に拡大することが予想され、デモ激化は返還の国際公約、一国二制度が崩壊にむけて時計の針を進めることになろう。本誌既報の通り2月28日、香港の代表的反中民主活動家、黎智英ら3人が逮捕され、新型コロナウイルス蔓延がもたらした「逃犯(逃亡犯引き渡し)条例」改定反対デモ鎮静化の静寂を打ち破った。これに続いて4月18日早朝、保釈中だった黎智英ら3人を含めた反中民主化要求活動家15人が一斉逮捕された。前回と同様、昨年の一連の無許可デモに参加した容疑である。15人の顔ぶれは香港民主化要求運動の歴史そのものを物語る。 ………

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