テレ朝「報ステ」のコロナ感染拡大/「情報伝達」後手後手で社員怒り心頭

号外速報(4月23日 10:40)

2020年5月号 DEEP

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「我々と家族の命を、会社はどう考えているんだ」看板番組「報道ステーション」キャスター、富川悠太の新型コロナウイルス感染から既に5人の陽性者を出し(4月21日現在)、クラスター化してしまったテレビ朝日から、絶望ともいうべき悲鳴が上がっている。発端は富川の陽性が判明した4月11日(土)のことだった。富川は4月3日(金)と4日(土)に発熱。翌週、午前中発熱があっても午後には下がることから6日(月)以降も番組に出ていたが、週半ばには出演中に痰が絡み、声がかすれるなどの症状示し、10日(金)には肺炎を発症し入院した。11日(土)夕方、感染の事実がテレ朝の社員にも知られることになるが、それは文春WEBによってだった。「富川の感染を知らせる報道局長からのメールは12日になってからでした。文春WEBから半日以上、1日近く経ってからのことです。その間にも感染する恐れは十分 ………

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