大阪「カジノで景気浮揚」大失敗

コロナ感染爆発前から衰退の予兆はあった。懐狙いの賭博企業頼みで地域再生を目論んだ政治家は恥を知るべきだ。

2020年5月号 LIFE [何で穴埋めする気?]

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「やっぱり……」。3月下旬、国内のIR関係者はそう言うと、ため息を漏らした。吉村洋文・大阪府知事が記者会見で、大阪の2025年万国博覧会との同時開催を目指していたカジノを含む統合型リゾート(IR)について「『コロナの影響で日米の往来が難しい』とIR事業者(米MGM)から要請された」との理由を挙げて、「提案書の期限などの日程を3~6カ月先延ばしする。万博前の開業はあきらめる」と述べた。関係者によると、この「延期」が持つ意味は大きいという。単なるイベントの先送りとは次元が違うというのだ。IRに詳しい政府関係者はこう話す。「つい昨年暮れまでIRの有力候補地は北海道、横浜、大阪と三つあった。しかし、秋元司代議士事件などを背景に北海道がまず断念。横浜は市民の反対が強いうえ、“ハマのドン”横浜港運協会の藤木幸夫会長の徹底抗戦でスムーズに進みそうもない。唯一、万博との同時開 ………

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