ソフトバンクGの自社株買いは要警戒

金の卵を産む企業の株を売って、赤字である自分の会社の株を買う。愚行と言わずなんと言う。

2020年5月号 BUSINESS [会計スキャン]

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ソフトバンクグループの発表資料コロナショックで大混乱の証券市場において、3月23日、ソフトバンク・グループ(SBG)は、保有資産を最大4兆5千億円売却しその資金で自社株買いと負債の削減を行うと発表した。自社株買いは最大2兆円の規模とされている。SBGは、これに先立つ3月13日、上限5千億円の自社株買いを発表しているので、今回と合わせて最大総額2兆5千億円の自社株買いとなる。SBGはこの自社株買いにより発行済株式数の45%を取得し消却すると言っている。SBGの発行済株式数は2089814千株なので、SBGの自社株買いによる想定最大買入株数は940416千株(=2089814千株×45%)、その想定買入株価は1株2658円(=2兆5千億円÷940416千株)となる。今回の自社株買いは、「1株2658円以下の株価は許さない」という孫正義会長兼社長の強いメッセージでもある。

危険な「自社株買い」材料の株暴騰

3月23日のプレスリリースは、取引時間中 ………

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