「4.5兆円資産売却」孫正義が禁じ手

売りを浴びせるヘッジファンドを返り討ち。会社の資産を売却して、孫自身の借金の担保割れを防ぐ荒業。

2020年5月号 BUSINESS [血みどろの激闘]

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こちらも「緊急事態宣言」である。ソフトバンクグループ(SBG)が瀬戸際の戦いを強いられている。前号で経営不振を伝えたインド発の格安ホテルチェーン「Oyo(オヨ)ルームズ」は、ついにインドを除く全世界の従業員を一時帰休させる非常手段に打って出た。シェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーの社債はジャンクとなり、金融市場では「倒産間近」と囁かれる。相次ぐ投資失敗で株価が下落したSBGは4兆5千億円の資産売却に追い込まれたが、水面下では社長の孫正義とヘッジファンドの血みどろの「激闘」があった。 オヨは3月に「世界で(全従業員数2割弱に相当する)約5千人の従業員削減を計画している」と発表したばかりだが、創業者CEOのリテシュ・アガルワルが4月8日、従業員宛に発したメールによると、新型コロナウイルスの感染拡大により売上高の減少幅は当初見込みの10~15% ………

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