コロナPCR検査の怖い「副作用」

精度は半分との指摘も。それを頼った医療機関への検査殺到リスクの方が大きい。

2020年4月号 LIFE

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小中学校の休校から各国の入国制限まで、本稿を執筆している3月上旬時点でも、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)関連のニュースが途切れない。メディアが連日伝える都道府県ごとの感染者数とともに注目されているのが感染の有無を調べる「PCR検査」だ。国会でも野党が検査体制について政府を追及し、厚生労働省が保険適用を決めたが、多くの医療関係者は「この期に及んで検査件数を増やすことに大きな意味はない」と指摘している。PCR検査強化はむしろ政争の材料になっている。

保険適用も検査は増えない

PCR検査とは、目的のDNAやRNAを増幅させる「ポリメラーゼ連鎖反応(ポリメラーゼ・チェイン・リアクション)」を利用した検査のこと。鼻や喉の奥の粘液などを採取し、その中にウイルスの遺伝子が含まれるか調べることで感染の有無を知る。微生物の研究では基本的な手法の一つで、開発者のキャリー・マリス氏はこの業績 ………

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