カジノ贈賄中国企業「500ドットコム」の正体

本国でサッカーくじのネット販売の「利権」を当局に取り上げらた身として、日本はまたとない「転戦先」だった。

2020年2月号 DEEP

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「500.com(500ドットコム、中国名:500.彩票網)」は、2001年10月、中国でサッカーくじが解禁されて国家体育委員会配下のスポーツくじ管理センターが一元的に発売を始めた際、くじの中国国内でのインターネット販売を認められた先駆2社のうちの1社だ。胡錦濤政権時代の中国は緩和基調で、北京郊外の競馬場では正々堂々と馬券が売られていた。政府には今ほど富が集中しておらず、馬券販売の黙認やサッカーくじの解禁によって、庶民の箪笥金を政府に還流させる目論見があった。中国国内の投資筋は、「こうした利権は権力者と関係がなければ手に入れることはできません。福祉目的の宝くじも同時期に解禁されましたが、その利権を手に入れたのは当時実質ナンバー2の一族でした。500ドットコムのバックは詳らかではないが、権力者との関係は疑いようもありません」と話す。500ドットコムが扱っていたサッ ………

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