香港「裏のトップ」に大物就任

9月の立法会選挙に向け、中国政府は出先機関の主任を代えた。事態は緊迫の一途だ。

2020年2月号 GLOBAL

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香港騒乱は年が明けても一向に出口が見えない。2019年11月24日、区議会議員選挙で民主派勢力が議席の8割を押さえて圧勝。鎮静化が期待されたが、12月8日には80万人を超える大規模デモが発生。そして、クリスマスイブの24日夜には香港のランドマーク、ペニンシュラホテル前で警官隊が勇武派といわれる過激抗議派に催涙弾を発砲した。年末には中国国境近くの上水で中国からの買い物客らに対して勇武派が激しく抗議。警察が強制排除に乗り出し数十人が逮捕された。そして元日には香港サイドで大規模デモが呼びかけられ、主催者「民間人権陣線」によると、参加者数は逃亡犯条例改定が持ち上がって初の大規模デモとなった19年6月9日の103万人を上回った。九龍の繁華街、旺角の大箱レストラン経営者は、「デモが過激化した昨年7月以来、商売は上がったりだ。週末にデモ、衝突が繰り返され、地下鉄など公共交通 ………

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