第二地銀38行「三つの別れ道」

大東、栃木、大光、富山第一、静岡中央、名古屋、トマト、西京、香川、福岡中央など、行き先未定の13行の運命は?

2020年2月号 BUSINESS [もはや消滅]

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人口減少、少子高齢化、過疎化に加え、日銀の低金利政策とデジタル化により地銀危機が伝えられて久しい。「地方銀行」102行のなかでも、第二地方銀行協会に属する第二地銀38行の行く末はより深刻だ。その原因は、第二地銀の歴史とも密接に関わっている。「地銀勝ち組」の横浜銀行や千葉銀行といった全国地方銀行協会に属する第一地銀64行が最初から株式会社の銀行として設立されたのに対して、第二地銀の源流は、無尽にある。無尽は、互いの掛け金で金銭を融通することを目的とした相互扶助的な金融組織であり、庶民金融として発展してきたものの、戦後は、無尽を賭博的だとするGHQの指導もあり、1951年に相互銀行法が成立し、無尽会社の多くは相互銀行へと転換。その後89年の「金融機関の合併及び転換に関する法律」によりほぼ全てが普通銀行に転換し現在の第二地銀に至っている。第二地銀は、庶民金 ………

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