官邸と日医にべったり「厚労省のマツコ」の怪腕

笑顔がマツコ・デラックスそっくりの厚労事務次官は財務省と犬猿の仲。杉田副長官に取り入り「3年続投」か。

2020年2月号 BUSINESS

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昨年末の予算編成の焦点は「医師の賃上げ闘争」と言われる診療報酬の改定だった。国民が払う医療費の65%は医師らの人件費。医療費の膨張を抑え、国民の医療費負担を減らすには、サラリーマンの平均年収の約3倍という医師の高賃金にメスを入れる必要があった。ところが、これに待ったをかけたのが、日本医師会と自民党厚労族議員、そして「厚生労働省のマツコ」と揶揄される鈴木俊彦事務次官(60)だった。

最近は『萎んだマツコ』

「鈴木氏は、その風貌と体形がタレントのマツコ・デラックスを彷彿とさせることから、霞が関ではもっぱら『マツコ』で通っています。身長は本家より低く横幅も劣りますが、笑い顔がマツコそっくり。本人はマツコと呼ばれるのを気にしてジム通いしているとか。その甲斐あって少しスリムになり、最近は『萎んだマツコ』『小マツコ』と呼ばれています」(厚労省関係者)鈴木氏は1983年旧厚生省入省 ………

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