安倍の鬼門「習国賓訪日」

中国に「悪い印象」を持つ日本人が8割を超え、84.7%を記録。日本国民の対中感情の悪さは不気味だ。

2020年1月号 GLOBAL [中国が頼る二階俊博]

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2020年安倍外交最大の鬼門は日中関係だ。尖閣諸島周辺で頻々と繰り返される接続水域や領海への中国船の侵入という「新常態」、その中で4月に予定される中国・習近平国家主席の「国賓としての訪日」をめぐる問題が波立ってきた。この習訪日問題には、「一国二制度」をめぐって民主派の抗議デモが続く香港問題も絡み、米中争覇の影が色濃く忍び寄る。6月、安倍晋三首相は習に対して、20年春を念頭に「国賓」としての日本訪問を招請したが、ここに来て、見直しを求める声が広がっている。北方領土交渉が行き詰まり、対朝鮮半島外交も停滞する状況の中で、早々と決めた習近平訪日。それは、香港情勢・米中摩擦に関する安倍官邸の読み違いだったのではないか。習の「国賓」訪日に反対の狼煙が公然と上がったのは10月、安倍を一貫して支持してきた親米右派・愛国ナショナリストの言論人からだった。

「香港情勢」を読み誤った安倍

米国通 ………

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