週刊文春「30万部割れ」ショック

まるで「雑誌恐慌!」。スクープ連発の文春でさえ止まらぬ部数減。ネットの収入増で補い切れるか。

2020年1月号 LIFE

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「文春砲」で大物政治家をたびたび辞任に追い込んできた週刊文春が実売部数で30万部を割った。日本ABC協会がまとめた最新の「雑誌販売部数一覧表」(2019年上半期平均)で分かった。インターネット、スマートフォンの普及により、週刊誌を購入しなくてもおおよその記事内容を知ることができる環境が広がったことが背景にあり、スクープを連発すれば部数が伸びる時代は終わったと言える。これにより現在30万部を超える週刊誌はなくなった。一昔前は「実売が30万部ないと週刊紙とは言えない」というのが業界の常識だった。政権を覆す力の源が、この部数に集約されていると考えられたからだ。週刊文春は10年前の09年上半期には48万部を超える部数を誇っていた。それが14年上半期には45万部台、15年上半期は41万部台に減少。この間12年に新谷学氏が編集長に就任し、本来の方針であるスクープ主義をより先鋭 ………

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