「リニア止め」川勝静岡知事の打算

鈴木修スズキ会長の「後ろ盾」を失い、「4選」に赤信号。地元メディアが飛びつく「利益誘導」キャンペーン。

2019年12月号 POLITICS [4選狙いの禁じ手]

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「このような中途半端な理解の人では、この問題について議論する能力が問われる」静岡県の川勝平太知事(71)は、10月24日に国土交通省の藤田耕三事務次官が川勝知事と会談した際、水嶋智鉄道局長が「科学と技術は違う」と言ったかのごとく決めつけ、11月6日の記者会見で批判した。さらに川勝知事は、10月31日に行われた国交省と静岡県の協議で、国交省幹部が、静岡県側から情報が漏れた件を厳しく叱責したことに触れて、「国交省の担当者は器に欠ける。県の職員を侮辱するのは、私は絶対に許さない」と激しく反発した。リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡工区=8・9㎞)の工事を開始したいJR東海と、「待った」をかけた静岡県との仲介に入った国交省の面目は丸潰れ。2027年、品川・名古屋間の開業予定に赤ランプが点滅を始めた。リニア計画は、1962年、旧国鉄で研究が始まり、国鉄民営化後はJ ………

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