米国が「チャイナ狩り」中国人留学生は日本へ!

米国の「ビザ制限」「渡航拒否」で留学事情が激変。日本の一流大学が中国人留学生に席巻される日は遠くない。

2019年12月号 GLOBAL [米中対立は「頭脳摩擦」へ]

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中国で最もノーベル賞に近い研究者と言われるのが量子物理学者、潘建偉・中国科学技術大学教授である。潘教授は2016年に中国が打ち上げた量子通信衛星「墨子」を使って、世界で初めて1200キロという長距離での量子通信を成功に導いた。量子通信は絶対に破られることのない暗号通信で、オーストリアの物理学者アントン・ツァイリンガー教授が考案し、潘教授が引き継いだ。潘教授の論文は世界で最も権威ある科学誌「サイエンス」の18年最優秀論文に選ばれた。中国人研究者の論文としては初めてのことである。「サイエンス」を発行するのは世界最大にして最も権威のある科学者団体「全米科学振興会(AAAS)」だ。AAASは19年2月、年次総会で潘教授を表彰する予定だったが米国政府はビザを発給せず、潘教授は授賞式に出席できなかった。米中対立が研究者の交流にまで及んだことは、科学技術コミュニティに衝 ………

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