中国に買われたパソコン3社の幸せ

中国傘下で「小さな幸せ」をつかんだパソコン3社と、生き地獄をさまようJDIの明暗。

2019年11月号 BUSINESS

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ジャパン・ディスプレイ(JDI)が資金繰りの地獄をさまよっている。9月26日、中国ファンドの嘉実基金管理グループより出資グループからの離脱を通告され、当て込んでいた500億円が泡と消えた。筆頭株主の産業革新機構(INCJ)が嘉実のつなぎ留めに動いたが、全く用をなさず「日の丸再編」の看板が泣いている。一方、富士通、NECのパソコン部門など中国企業の傘下に入った日本メーカーは堅実に再建を果たしている。「中国に買われた」とプライドが傷ついたとはいえ、国策再編で生殺しにされるより、はるかにマシだ。JDIの生殺しは凄まじい。資金ショートを免れるため今年4月に「台中3社の連合から800億円の出資を受ける」と発表したが、6月には台湾・宸鴻光電科技(TPK)が撤退すると、台湾のもう1社も追随した。今回、嘉実の離脱により、残るは香港ファンドのオアシス・マネジメントと米アップルのみと ………

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