eスポーツ「プロ化」は前途多難

ゲームメーカーと草の根愛好家との間に深い溝。このままでは「ゴルフ」のような裾野の広い興行にはならないだろう。

2019年11月号 LIFE [賞金減額事件の裏側]

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「eスポーツ」業界がザワついている。9月15日、「東京ゲームショウ」内で開催された競技大会「『ストリートファイター5』カプコンプロツアー2019」において、優勝者に提供される予定だった賞金500万円が10万円相当に減額される事件があった。優勝した選手が、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が制定したプロライセンスを保持していないことがその理由とされるが、ライセンス制度の存在意義など、黎明期であるがゆえの日本のeスポーツ業界が内包する様々な問題が透けて見える。 本題に入る前にeスポーツについて解説しておく。「ゲームは趣味や遊びの範疇」という認識が一般的な日本において、コンピューターゲームをスポーツとして扱う文化は未成熟だ。欧米においては、“sports”の原義に、狩猟、競馬、カード、チェスといったものも含まれるだけに、コンピューターゲーム技術の競い合いをeスポー ………

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