「東急厚遇」三島市長は打ち首覚悟

担当側近職員はゴルフ三昧。「市民の財産の異常な売却」に静岡地裁の判決が下る。

2019年10月号 DEEP

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東京から新幹線で約1時間。人口約11万人の静岡県三島市は、富士を背景に湧水が市内を流れ、「水の都」とも称される。伊豆半島の玄関口の役目も担うその三島市で、土地の売却と東急によるホテル建設(地上14階建て、部屋室約200。2020年6月開業予定)を巡り、市民から疑問の声が高まっている。問題となっているのは、JR三島駅南口に隣接する西側の約3400㎡の土地。元は旧国鉄清算事業団が所有していたが、三島市土地開発公社が1997年に約6億4千万円で購入。自転車置き場や駐車場として、年間数千万円の収益を上げていた。市は15年ごろから、駅南口再開発事業に本格的に着手。問題の土地(西街区)に加えて、東側(東街区)でもマンションと商業施設などの複合施設の建設を予定している。西街区の再開発計画は、15年以前からあったが、いったん頓挫。12年に「広域観光拠点としての機能の場」という位置づ ………

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