戦慄「ビットコイン」の電力消費

チャリンと1回購入すると猛暑期の一般家庭1カ月分以上を使ってしまうおぞましさ。

2019年10月号 BUSINESS

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暗号資産(仮想通貨)であるビットコインのエコシステムを維持・運営するための年間の消費電力量がオーストリア一国分に匹敵し、二酸化炭素排出量ではデンマーク一国と同等であるという現実をご存じだろうか。ビットコイン1回の取引承認に費やされる電力量は、約631kW時と推計されている。エアコンの稼働率が上昇する猛暑期における日本の一般家庭の1日の消費電力量が15~20kW時だという。ビットコインユーザーが、仮想通貨交換所で、チャリンと円を売ってビットコインを購入すると、その取引をブロックチェーンに記録するのに、一般家庭1カ月分以上の消費電力量を要する計算になる。これらは「Digiconomist」という最新デジタル技術と環境負荷の関係を調査するウェブメディアの推計によるものだ。

突然「無価値化」のリスク

リーマン・ショックに揺れる2008年に経済危機への耐性を備えた理想的な通貨として、サトシ・ナカモト ………

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