かんぽ問題で元全特会長の大澤日本郵便副社長を「降格」

2019年10月号 BUSINESS [インサイド]

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かんぽ生命保険の不正販売問題に揺れる日本郵便で、ある役員人事が物議を醸している。大澤誠副社長を東京支社長兼務とする、8月8日付の人事だ。表向きは「執行役員副社長の職務に東京支社長が加わっただけ」に見えるが、これは事実上の「降格人事」。大澤氏は郵便局での保険販売を指揮してきたため、責任を取らされた格好だ。日本郵政のある幹部は「保険の対応は今後、立林理(さとる)常務執行役員が担う。大澤氏には東京支社長の業務を行ってもらう」と説明。別の幹部も「4月に就任したばかりなので副社長の肩書を残し、対外的な体裁を配慮した」とする。この人事の一方で、横山邦男社長らには異動や報酬返上などの処分はなく、片手落ちの措置とも映る。大澤氏は元全国郵便局長会(全特)会長。出身母体の全特はさぞかし反発していると思いきや、そうした声は全く聞かれない。その理由は組織内に広が ………

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