住友不動産のエースとテナント社長の爛れた関係

上得意をつかんでトントン拍子の出世。高島準司会長の秘蔵っ子で社長候補と目される前ベルサール社長(現賃貸住宅事業部長)の暗部。

2019年10月号 BUSINESS

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今から約3カ月前の6月24日午前、東京駅近くの貸し会議室「ベルサール八重洲」において「チャオ」(東京都港区)というベンチャー企業が株主総会を開いた。関係者によると、その場は荒れに荒れたという。不透明な会計処理などを巡り、一部の株主が綿引隆一社長の解任を求めるなどしたためだ。度重なる増資で総勢十数人の会社ながらチャオの株主は49名にも上るが、会場に陣取ったある個人株主の姿が目を引いたという。住友不動産の幹部で当時は子会社「住友不動産ベルサール」の社長を務めていた浦部健氏である。2012年1月の増資時、浦部氏は1株1万円で50株の割り当てを受けていた。議事が進行する中、浦部氏は発言こそしなかったが、綿引氏擁護の「与党株主」としてその場に居たことは誰の目にも明らかだったという。それもあってか、綿引氏は不正追及を叫ぶ反対派を追い出す役員選任案を可決させ、総会 ………

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