安倍改憲に加担する「エセ野党」

「大連立も一つの考え方」。首相が送る秋波が、権力志向の野党議員の心理をくすぐる。

2019年8月号 POLITICS

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安倍晋三首相による超長期政権が国民にもたらしたのは、政治に対するあきらめなのかもしれない。しらけムードが漂う参院選は自民党の国政選挙6連勝で終わりそうだ。お先棒を担ぐのは本来対峙すべき野党の面々。選挙後はこの構図がより鮮明になる。7月21日投開票の参院選は自民、公明の与党が改選議席(124)の過半数を大きく上回ることが確実だ。勝敗の帰趨(きすう)を占う32の1人区は3年前の前回選の21勝11敗を下回らない模様。与党と憲法改正に前向きな日本維新の会などの「改憲勢力」でも、憲法改正の国会発議に必要な3分の2の議席の確保が視野に入る。憲法改正は首相の祖父、岸信介が目指した悲願だ。祖父を超えたい首相にとって、その実現は最大のレガシーとなる。「憲法についてまじめに未来に向かって議論する政党を選ぶのか、責任を放棄して議論しない政党を選ぶのか、それを決める選挙だ」。 ………

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