「駅近と駅遠」不自然な地価逆転

固定資産税を多く徴収したい自治体。そこから仕事をもらう鑑定士はどうあるべき?

2019年8月号 LIFE

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7月に公表された路線価は全国平均で1.3%上昇し、4年連続の上昇となった。19都道府県で上昇し、下落していても、下落幅が下がる県が多かった。地価が上がることは景気のいい話だが、それは実力なのだろうか。そんな疑問を抱かせる現象が埼玉県東松山市の東武東上線東松山駅で起きていた。駅周辺の地価は、駅を頂点に離れるほど下がっていくのが一般的だ。ところが東松山駅前の同市町1丁目では、駅に近い路線価を、駅から離れた路線価が逆転する場所が現れた。同駅東口を出て南東方向に数百m歩いたところに、ビジネスホテルがある。容積率400%の商業地域に指定されているが、細い道を挟んだ駅から見て南側は、容積率200%の第二種住居地域となっている。この住居地域側の路線価が今年、ホテル側の路線価を抜いた。2017年の路線価は、ホテル側が1㎡あたり8万1千円で住居側が同8万円だったが、18年は同8万 ………

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