妹は解雇、姉は左遷! トチ狂った「龍角散」のセクハラ社長

見事な経営手腕で中興の祖となった藤井社長だが、あまりの好業績に舞い上がってしまった。

2019年8月号 DEEP

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中国で生まれた漢方薬だが、世界市場で90%を押さえるのは日本で調合したもの。これを韓国製と台湾製が追い、中国製はさらに下回ってシェアが2%しかない。ところが中国は医療費が高い。品質の良い薬を日本で買い求めようとする中国人は増える一方だ。これが日本のドラッグストアにおける爆発的なインバウンド需要の背景になっている。訪日外国人が高額のブランド品を買い漁る「爆買い」は終息したが、ドラッグストアで日本の薬を開梱せず、何十個も入った段ボール箱のまま購入する「箱買い」は依然として堅調だ。中でも中国人から「神薬」と呼ばれ、圧倒的な人気を誇る薬の一つが「龍角散」だ。秋田・佐竹藩の御典医だった藤井玄淵が江戸時代の文政年間(1818~1830年)に、藩主の喘息を治すため漢方薬ベースで調合した「藩薬」だった。漢方成分の「竜骨」「鹿角霜」「竜脳」を含むことから名がついた ………

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