東京女子医大に「女帝」 特定機能病院再承認へ

2019年7月号 BUSINESS [インサイド]

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2014年に2歳男児に禁忌薬を過剰投与して死なせた医療事故で、高度医療を行う特定機能病院の承認を15年に取り消された東京女子医大が、4月に吉岡俊正理事長を更迭、副理事長から昇格した岩本絹子新理事長の下で厚労省の再承認を得ようと動きだした。吉岡も岩本も創業者一族だが、吉岡は厚労省や文科省に呼ばれて暗に引責辞任を迫られても、一貫して自らの経営責任を認めず辞任を拒み、私学助成金まで減額された。岩本は女子医大を卒業した後、葛西で産婦人科医院を開いていたが、13年から同窓会の至誠会会長に就き、14年から女子医大の副理事長に就任して、吉岡を補佐して批判派を次々切り捨て一族支配の継続に奮闘した。自ら金融機関と交渉して資金繰りに奔走、優柔不断な吉岡を叱咤しているうちに、いつしか理事長と立場が逆転する。自ら率いる経営統括部でリストラに辣腕を発揮し、16年度に22億円の赤 ………

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