6月4日に大西代表が動物愛護法違反で書類送検。過密犬舎で犬同士殺し合う地獄絵か。
2019年7月号 DEEP
捨て犬2500頭以上が溢れ返るというシェルター「ピースワンコ」崩壊の日が迫ってきた。6月4日、日本を代表する国際NGO(非政府団体)であるピースウィンズ・ジャパン(PWJ)と代表理事の大西健丞(52)が、昨年11月に続き広島県警から二度目の書類送検を受けたのだ。大西とともに送検された女性元職員(47)が、プロジェクト・リーダーだった妻の純子だとすると、夫婦そろって動物愛護法違反を問われるという危機的な事態である。本誌2018年8月号と12月号で報じたように、PWJは「ふるさと納税で犬の殺処分ゼロ」を掲げ、広島県神石高原町に7万平方メートルの捨て犬保護シェルターを開設、県から捨て犬や野犬を全頭引き取って各地の譲渡センターで里親を探す運動を展開してきた。ふるさと納税とのタイアップで善意のカネ集めキャンペーンが奏功。しかし膨れ上がる保護犬に犬舎増設が追いつかず、スタッフ ………
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