野党踏み潰す「衆参同日選」

自民党は水面下で既に衆院選の情勢調査に入った。勝てる今のうちに勝負に出る。野党を蹴散らす「攻撃的」解散だ。

2019年6月号 POLITICS [背中を押す「多弱野党」]

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平成から令和に元号が変わり、ゴールデンウイークはお祭りムードに包まれた。だが、衆院議員にとってはどこか落ち着かない日々だったようだ。「何があってもいいように選挙事務所の手配を済ませた」とは当選3回の自民党衆院議員の弁。代替わりを穏やかな気持ちで迎えられないのは永田町に吹く「解散風」のせいにほかならない。この議員は語る。「この夏は衆参同日選の前提で構えている」。最初に風を吹かせたのは、自民党の萩生田光一幹事長代行だ。4月18日のインターネット番組で、10月に予定する消費税率の10%引き上げを延期する可能性に言及した。「やめるとなれば、国民に信を問うことになる」とも踏み込んだ。萩生田氏は安倍晋三首相の側近。発言翌日に「個人の見解」と釈明したが、額面通りに受け止める人はまずいない。呼応するかのような動きをみせたのは他ならぬ安倍首相自身である。改元前日 ………

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