「ラブライブ」ドメイン盗まれた

ネットの正面玄関をいとも簡単に強奪された。企業サイト運営者「必読」の悪辣手口。

2019年6月号 BUSINESS

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「ラブライブは我々が頂いた!」4月5日深夜、人気アニメの公式サイトにアクセスしたファンの目に飛び込んできたのは、見慣れている萌え系美少女達が笑顔で集ういつものイラスト画面ではなかった。そこには、犯行声明とも言える不敵な文章が綴られていた。公式サイトのドメイン“lovelive-anime.jp”が何者かにより乗っ取られ、内容が完全に書き換えられてしまったのだ。「ラブライブ!」は、KADOKAWA、ランティス、サンライズが共同で手がけるアニメ作品。サイトを運営するサンライズは、同日深夜3時31分に公式ツイッターでトラブル発生を告知、ファンにサイトへのアクセスを控えるように訴えた。乗っ取りは5日の午後まで続き、夕方になって本来の状態に戻った。今回のサイト改ざんは、通常の手口とは様子が異なっていた。不正アクセスでサイトに侵入し、サーバーのデータに手を加え、内容を書き換えてし ………

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