デンソー「章男氏迎え」大興奮

トヨタの御曹司が取締役で入ることになり、社内は早くもヒラメ社員が蠢いたり、「鶴の一声」に期待したりと騒ぎに。

2019年6月号 BUSINESS [検証「印籠効果あるやなしや」]

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自動車部品国内最大手のデンソーが4月26日に発表した、トヨタ自動車の豊田章男社長を取締役に迎える役員人事が社内外で波紋を呼んでいる。デンソー社内からは早くも「これでうちは社長が2人になったようなもの。有馬浩二社長と豊田氏のどっちを向いて仕事をしたらいいのか」といった声が出ている。一方、社内には賛成派もいて、「豊田氏の鶴の一声によって、グループ再編が進めやすくなる」との見方もある。デンソーは筆頭株主のトヨタから24%の出資を受けるトヨタグループの中核企業。その歴史を振り返ると、1949年にトヨタ電装部から独立。旧社名は日本電装。敢えて冠に「トヨタ」を付けなかったのは、日本を代表する部品メーカーになってほしいとの思いからだったと言われる。

原価の載った書類は「隠せ!」

こうした経緯があってデンソーはトヨタグループの中では独立性が強く、アイシン精機や豊田合成、トヨタ紡織など他のト ………

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