「安倍・トランプ蜜月」の罠

「令和外交」事始め──。米大統領との蜜月演出。オスプレイで「空母いずも」に着艦するパフォーマンスも。

2019年5月号 POLITICS [「令和外交」事始め]

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5月1日の改元―新天皇の即位と共に、安倍晋三首相は気分も新たに「令和」時代の首脳外交をスタートさせる。4月末の安倍訪米に続いて5月下旬にトランプ米大統領が国賓としての公式訪日、そして6月下旬のG20大阪首脳会議出席と、1カ月余に2度の日本訪問と3カ月連続の日米首脳会談が予定されている。その間、ゴルフや相撲観戦など安倍・トランプ蜜月の演出が日程に組み込まれるが、特に注目されるのが、令和になって外国元首として初めて国賓待遇で訪日するトランプ大統領の「空母」(多用途護衛艦いずも)着艦計画だ。これは、一見、自己顕示欲が強く人の歓心を買うのを好む首脳を接遇するのに有効なパフォーマンスに映る。第一義的には、日米同盟の強固な絆を誇示し、インド太平洋に海洋進出する中国を強くけん制する狙いがあるが、掘り下げてみれば、二国間のリスクを回避する<外交知>が隠されている。 ………

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