小金井カントリー紛糾「平日・女性会員」でOB

営業黒字化をめざし「猪突猛進」の草刈改革が、品格を損なうとの古参会員の反発で複雑骨折。

2019年5月号 DEEP

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東京都内で桜の開花が始まって間もない3月25日、あの名門ゴルフ場の小金井カントリー倶楽部が東京国際フォーラムで会員総会と株主総会を開いた。2015年から理事長職を巡って内紛が始まり、怪文書は乱れ飛ぶわ、先代の理事長が追われるように辞任するわで、本誌もこれまでその迷走ぶりを二度報じている。小金井は1937年にオープンした老舗ゴルフ場で、約450人の会員名簿を見ると、大企業の社長や経団連の会長経験者、医師、弁護士、元スポーツ選手らセレブがずらりと名を連ねている。会員権の相場は5千万円を超すともいわれるが、入会にあたっては推薦した会員を面接するなど厳格な審査があり、孫正義ソフトバンクグループ社長も“落選”したほど。国際医療福祉大学の高木邦格理事長は大手経済紙の元会長が推薦人になったにもかかわらず滑った。理事長も代々、財界の重鎮が就いており、倉田(日立製作所元 ………

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