前金融庁長官「森信親」が個人会社設立の謎

2019年4月号 POLITICS

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「株式会社日本金融経済リサーチ」――。金融庁長官であった森信親氏が昨年7月17日に退官してわずか1週間後に設立した個人会社である。霞が関の次官や長官が退官直後に個人会社をつくったケースは寡聞にして知らない。1週間前まで国家国益のため公僕として奉仕してきた身である。官界の位階を極めた人々は、しばらく半ば公的な立場に身を置くか、ビジネスに入るにしても、顧問などの閑職に就くのがほとんどだった。昨年12月21日に人事院が公表した国家公務員再就職状況によると、森氏もご多分に漏れず、ANAホールディングスと西武ホールディングスの顧問になっており、カネに困っているわけではない。金融界に権勢をふるった長官が、在職中から個人会社設立に余念がないとは、恐れ入ったもの。しかも、何とも得体が知れない個人会社なのだ。その法人登記によれば、日本金融経済リサーチの目的は、①金融、 ………

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