銀行の「閉鎖店舗」を 医療機関が欲しがる理由

2019年4月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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捨てる神あれば拾う神あり。スマートフォンの普及、ITと金融が融合したフィンテックの急速な進化により、送金も支払いもアプリを使ってワンタッチでできるキャッシュレス時代が到来した。勢い、待ち時間ばかり長くて余計な手数料まで取られる銀行の支店や現金自動預け払い機(ATM)は客離れが著しい。今や銀行経営のお荷物となり、各行が相次ぎ閉鎖計画を打ち出している。そんな中、銀行店舗に意外なところからラブコールが寄せられている。秋波を送るのは医療機関。その狙いは、何か。「人間が歩いて出入りできるような巨大な金庫を備えた銀行店舗の再活用を、病院側は望んでいる」と大手銀行関係者は打ち明ける。別に病院が儲かり過ぎて、現金の置き場に困っているわけではない。爆薬が破裂してもビクともしない分厚い壁に囲まれた銀行の巨大金庫が、CTスキャンやMRIの設置場所に最適だからだ。特に放 ………

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