元東京地検特捜部長 「大鶴基成」の黒歴史

主任弁護人が代わった途端にカルロス・ゴーンの保釈が実現した。ヤメ検とは「口利き」ビジネス。検察と徹底的に争う気概はない。

2019年4月号 BUSINESS [間抜けな「ヤメ検」]

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弁護士としての力量の差が、これほどあからさまに示されたケースがあっただろうか。日産自動車のカルロス・ゴーン元会長の弁護人についてである。ゴーン氏が最初に起用した元東京地検特捜部長の大鶴基成弁護士が果たせなかった保釈を、代わって起用された弘中惇一郎、高野隆両弁護士ら新たな弁護団が、いともたやすく実現させた。形無しなのは大鶴氏。本誌編集部の取材に対して「名誉信用が棄損されるのは甘受できません」という弁明も踏まえ、大鶴氏という男の来歴を辿ってみよう。青い帽子に作業着、そして顔を覆う大きな白いマスク。ゴーン元会長はそんな妙ないでたちで108日ぶりに東京・小菅の拘置所から現れた。迎えに来たのは作業用のはしごを載せた軽自動車。マスコミの追撃をかわそうと入念に準備した変装は、だが、すぐにマスコミに露見し、お茶の間の話題をさらうことになった。こんな芸のこ ………

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