「政商コンサル」冨山和彦の黒歴史

「縁故で人やカネを集めて、仕事を取ってくる。自分を大きく見せて尊敬されたがる」――。現代の政商の来歴。

2019年3月号 POLITICS [クローニー・コンサルタント]

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「クローニー・コンサルタント」──。霞が関に今、そんな尊称を奉られている男がいる。あの、冨山和彦(58)である。「リーガル的にはセーフな建て付けだったとしても、他人から見たときどうなのよ」。財務省の高官は、その「我田引水」体質を問題視する。日本航空(JAL)再建策で出しゃばったものの、あえなくお役御免となった「JAL再生タスクフォース」の10年前のズッコケぶりを彷彿とさせる出来事だった。そう、空中分解した「産業革新投資機構」(JIC)の一件である。まだ成功事例を収めていないのにもかかわらず、「俺たちプロフェッショナルだから」と僭称し、高額の成功報酬を手にする約束だけは、あらかじめ取りつけておきたい。国費を投じる公的な機関なのに、JICのこんな守銭奴的な姿勢が、菅義偉官房長官ら安倍政権中枢から嫌気され、民間出身役員が総退陣する事態となった。安倍政権切って ………

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