「物言う株主」にオリンパス株急騰

バリューアクトが社外取3人を送り、取締役総入れ替えと英紙報道。自業自得の「落城」か。

2019年3月号 BUSINESS

1月22日、和製投資ファンドのスパークス・グループが帝国繊維に対して株主還元を求めつつ、コーポレートガバナンスを改善するために社外取締役を送り込むとして、会見を開いた。使い道がないまま貯め込んだ利益を株主に還元するよう求め続けたが、改善の兆しすらないのは企業統治に問題があるとの理由だ。そのためにスパークスが送り込もうとしているのは誰あろう、名取勝也弁護士。言わずと知れたオリンパスの社外監査役である。オリンパスの深圳疑惑に法的な問題があるとして相談を持ち込んだ幹部社員に対し「こんな話を私のところに持ってくるな」と追い返した人物である。ガバナンスどころか、監査役が求められる業務監査を放擲したと指摘されてもおかしくない。追い返した際の音声データがばっちり残っていることは、本誌昨年12月号のインタビュー記事でも紹介したとおりだ。

逃げ出すか監査役弁護士

オリンパス社員たち ………

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