日産を「食い物にした」日本人役員

ゴーンの金の使い方は一人でこっそりできるものではない。取り巻きも、概ね承知のうえ。みんなで「甘い汁」を吸い、会社のガバナンスを壊した。

2019年3月号 BUSINESS [ゴーン・ショック]

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日産自動車前会長、カルロス・ゴーンによる「会社私物化」の指摘は枚挙にいとまがない。最近になっても2月8日、フランスの経済紙レゼコーが「2014年3月9日にベルサイユ宮殿で開催された日産―ルノー提携15周年記念晩さん会に60万ユーロ(約7500万円)が使われたが、それはゴーンの誕生日パーティーだった可能性がある」と報じた。費用は、日産とルノーのアライアンスの共同戦略を決める「ルノー・日産BV」(本社・オランダ)から支払われていたという。同社は折半出資で日産とルノーが設立しており、両社の連結対象ではない。日産と三菱自動車の共同戦略を練る「日産・三菱BV」を同じく両社折半出資でオランダに設立し、取締役会の承認など正式な手続きを踏まずに18年春から同秋にかけて約10億円が「裏報酬」としてゴーンに支払われた。これも連結対象外の会社だ。ゴーンは連結対象外の会社を巧妙に活用 ………

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